リゼット(14新)推奨日記

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エフェクターボードを組む

ギター買って1年ぐらい「まだ音作りにこだわる時期じゃない…」と安物マルチ一個でごまかしてきたんですが、一念発起してエフェクターボードを組み始めました。
持ち歩けるサイズ感(4~5kgまで)である程度色々なことができるボードにしたい、と考え、結果的に以下のようになりました。
なお、使用ギターはこのジャズマスです。

ボード構成

※2024/1/15更新
ワイヤレスシステム→ワウペダル→(チューナーへ分岐)・マルチストンプ→歪み→プリアンプ(センド)→ピッチシフター→ディレイ→(リターン)プリアンプ

総重量4kg
ボード設計するWebツールいくつか試しましたが、Pedal Playgroundが圧倒的にエフェクターの種類豊富でオススメです。ただし画像サイズの関係でちょっとエフェクターが小さめに表示されるので注意。

ペダルボード

Pedaltrain Metro 16を使用。
このサイズが絶妙に広くて狭い。スイッチャー載せるのは厳しいんですが、直列で詰め込む分にはエフェクターの箱庭として試行錯誤して遊ぶことができました。
最初マジックテープを必要な箇所だけ貼ってたんですが、エフェクター移動するたびに貼ったり剥がしたりすることになったので、1.5m分用意して表側全面貼ってしまうのがいいですね。

パワーサプライ

CAJのDC/DC Stationを使用。
Metro 16の裏面に取り付けできるサイズ、8口あること、1A以上出ること、アイソレートであることなど加味するとこれしかなさそう…。
特にサイズは27mmと非常に薄く、ペダルボードの足を底上げしなくてすみます。Metro 16の裏面の余裕は30mm強で、マジックテープで裏面貼り付けしてギリギリはみ出ないくらいになりました。
500mAポート2口はワイヤレスシステムとマルチストンプ用に各1口、150mAポート5口は各エフェクターに接続、1口はボード外エフェクターに電源供給できるようにしています。

パッチケーブル

EBSのフラットパッチケーブル10cm4本、18cm3本、28cm1本を使用。
最初は連結プラグを使っていたんですが、少しの歪みでエフェクターに傾きができたり、ボードから剥がす時に力を込めて大丈夫か不安なところがあったのでフラットパッチケーブルに統一しました。
薄くて自由度が高く、とても使いやすいです。両端が重ならない位置関係なら15mmの隙間に収めることができます。

ワイヤレスシステム

BOSSのWL-50を使用。
もともとWL-20を使っていましたが、充電が面倒になり買い替えました。WL-20は鍵盤用に。
ワイヤレスはめちゃくちゃ便利で、ケーブルの取り回し考えなくてよくなりスッキリしますし、家弾きでもギターに向き合うハードルを大きく下げてくれます。
本来はACアダプターでの接続が推奨されていますが、9V500mAで給電することでちゃんと使用できています。

ワウペダル

HOTONEのSOUL PRESS IIを使用。
Metro 16に収まるサイズなのに踏みやすいこと、ボリュームペダル、ワウペダル、エクスプレッションペダルの3機能を合わせ持つことで選びました。
普段はボリュームペダルとして歪み量の調節とミュート、ワウが必要な曲でワウに切り替える形です。
エクスプレッションペダルとしては現状使用していません。端子LLで短いステレオケーブルがなかなか見つからなかったんですが、CLASSIC PROから発売されたので今後使うかも。

チューナー

KORG Pitchblack miniを使用。
ワウペダルのチューナーアウトから分岐させています。ワウペダル上の隙間に収まるサイズかつ横向きでも見やすいものを選びました。
低くて見づらいのでダイソーで90x30x30の木板買ってきて底上げしています。このサイズ、ミニペダル用に完璧すぎる。
底面が膨らんでいてグラグラするのが少し不満です。別ないいモデルがあれば変えたいけどこのサイズは他になさそう。
アウト端子が空いていて、接続することでギターからの原音を出力できます。基本的に使わないけどアン直とか人のエフェクターに繋いで遊ぶときに使えるかも。

マルチストンプ

ZOOM MS-50Gを使用。
ノイズリダクションとコンプレッサーを主目的に導入しました。
ZNR(常時オン)→コンプレッサー(常時オン)→ラインセレクター(オンオフ切替)→エフェクト1個(常時オン)
の形のパッチをたくさん用意して、必要に応じてブースターにしたりオクターバーにしたりしています。TS9モデリングでソロ用のブーストに使うことが一番多い。

歪み

BOSS JB-2 Angry Driverを使用。
2系統の音色が出て研究しがいがあるペダルです。
普段はBOSS側をトレブルブースターとして使用していますが、J→Bモードが一番激しくもまとまったリードサウンドが出てよいです。
最近IR-2が有能すぎて出番が減ってます。

プリアンプ

BOSS IR-2を使用。このサイズで11種類のモード切替できてどれもめちゃくちゃ音がいい。
特にクランチとツイードが気に入っています。
ここからディレイにセンドリターンして、出力はJC-120のリターン用に設定しつつ家ではフォーンアウトを使っています。

ピッチシフター

BOSS PS-6 Harmonistを使用。
主にデチューンをかけて音を厚くするのに使っています。
歪ませた状態でかけてもコーラスほど不自然にならないので使い勝手がとてもいいです。

ディレイ

BOSS DD-8 Digital Delayを使用。
ロングディレイの際にアウトプットのジャック差し替えが必要なので左端に配置しました。
基本的なディレイに加え、リバーブや飛び道具もついてて一個で空間系を多彩に賄ってくれます。
また、簡易ルーパーは一人で適当に重ねて遊ぶのにちょうどいいです。