リゼット(14新)推奨日記

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IIDXにおけるランプ更新・段位合格の小技3つ

beatmania IIDXは基本的に、ひたすら鍛えて「地力で殴る」ことが推奨されるゲームで、段位合格やランプ更新が自己目的化するのはあまりよくないんですが、「対策」しての成果もそれはそれでモチベと自信に繋がるので取り組む価値があると思っています。
この記事では、一般的に「対策」と呼ばれる「ランダム当たり待ち」「ギアチェン」「あんみつ」以外の手段で、自分が無理やりランプ更新等で使ったことのある小技を3つ紹介します。
自分が段位認定皆伝初合格時および、冥、灼熱Pt.2 Long Train Running、Mare Nectarisの初ハードクリア時に有効だった対策方法ですので、切実にこれらのランプをつけたい人は一度試してみてもいいのではないでしょうか。

低速対策に白数字を減らす

SP段位認定皆伝において卑弥呼や冥の低速が苦手、というタイプの人に時折見られるのが、SUDDEN+やLIFTの数字を増やしすぎてレーンの縦幅が極端に短くなっているケースです。
縦幅が短くなることで速度によるブレが減り視認しやすくなるメリットがありますが、同時に人間の視野の都合上、同じ緑数字(=表示時間)で縦幅が長い場合と比べて、一度に焦点部分で見えるノートの量が増えます。
通常のプレー速度の場合あまり気にする必要はありませんが、低速時にはこの影響が強く出て、同じ緑数字でも白数字が小さい人と比べて、ノートが多く見えて処理できない・縦の偏差がわかりにくくリズムが取れない、など不利となってしまう点に注意する必要があります。
このため、低速で長時間耐えなければならない曲のSUDDN+幅はできるだけ小さくしておいた方が楽になります。ただし、LIFT幅についてはいじると判定位置が変化してしまうので変えない方がいいと思います。
自分の場合、普段はSUDDEN+250、LIFTなしとしていますが、今でも段位認定皆伝をプレーする際は緑数字を維持したまま1曲目200、2曲目150と徐々に白数字を減らしていって、卑弥呼・冥を白数字100~150でプレーするようにしています。また、冥の初ハードクリア時も数クレかけて白数字150に慣らした状態で取り組みました。

皿曲対策に緑数字を増やす

クラッチノートは、鍵盤ノートと比較して連打に相当する配置が多用されるため、ノートが詰まって見づらい傾向があります。
特に☆12譜面の一部で見られる24分連皿は非常に密集しており、あらかじめリズムを把握しておかなければ、瞬間的に「16分なのか24分なのか」「何枚あるのか」を把握することが困難です。
加えて、なかなか回しきれないような速い連皿では「少し早めに回し始めて少し遅めに回し終える」逆あんみつがゲージを減らさない手段として有効です。
これらから、緑数字を増やすことで、一瞬早く連皿対応を始めつつ速度・枚数を把握する時間を稼ぐことができ、有効な場合があります。
自分の場合、普段は緑数字280でプレーしていますが、灼熱Pt.2 Long Train Runningの初ハードクリア時は緑数字300に増やして対策しました。

発狂対策に判定位置を下げる

Mare Nectarisに代表される非常に高BPM・高密度の譜面は、普通にプレーしても追いつかないことが多々あり、特にバス連打などが加わった配置を押し切ろうとすると間に合わなくなりがちです。
この対策として、判定位置を下げ、常時FAST方向の黄グレを出し続けられるよう調整することで、自然と発狂箇所に対して擬似的な逆あんみつ状態となり、普段は押し切れない譜面でゲージが残りやすくなります。
IIDXにおけるゲージ増加量はピカグレと黄グレで変わらないため、道中に影響はあまり出ませんが、あまりに判定位置を下げると早GOODが出すぎてゲージが回復できない、通常入るあんみつが入らないなどの影響が出るので注意してください。
自分の場合、普段は判定位置+0.0でプレーしていますが、Mare Nectarisの初ハードクリア時は判定位置-1.0に落としました。
また、縦連打が非常に苦手でBPM130以上の16分連打が全くできないため、Scripted Connection⇒A mixやSession 9 -Chronicles-のEXHもこの方法を使って乗り切っています(Fascination MAXXは両手交互の方が楽です)。