一人麻雀練習機(以下HMR)の期待値ネタを。
7巡目でこんな手が入る。
ドラ
ここはチートイ見切って打。
と言っても期待値的にはタンヤオチートイを主軸にした打もほぼ優劣はないし、打も面白い。
ちなみにHMRでは
- 打 1850点
- 打 1715点
- 打 1664点
- 打 1660点
となる。打と打の4点の差は裏ドラの乗りやすさだ。
さて、打としたところ、次順こんなところをツモってきた。
ツモ
これならどうだろう。
打としたが打も良く非常に微妙な問題。
これもHMRでシミュレートすると、8巡目時点では
- 打 2491点
- 打 2438点
でわずかに打が優秀。
この巡目では、タンヤオ確定よりも受けの広さが勝るようだ。
しかし、6巡目以前では期待値は逆転し、4巡目では
- 打 3596点
- 打 3529点
となり、打の方が優秀となる。
ちなみに単純に和了率で言えば、打の方が強いようだ。
さて、打としたところ、ここを引いてテンパイ。
ツモ
さて、巡目に関わらずこの手は打優秀だ。
1巡目でさえ
- 打 4774点
- 打 4648点
であり、巡目を増すごとに差がつく。9巡目では
- 打 3251点
- 打 2816点
という差だ。
さて、この手はリーチすべきか。
この手は期待値上昇の手変わりを5種持っている。
一盃口手変わりのツモと、複合系に変化するツモと、それからこれはフリテンのないHMRに限るが、ツモでの平和変化だ。
HMR上では、9巡目時点ではリーチ3291点、ダマ3534点と、まだダマの方が優っている。リーチの期待値が逆転するのは12巡目以降だ。
この時点では打ダマが正解と言える。
とはいえ微差であり、実戦でこの形であれば、祝儀なしでも4巡目以降なら即リーチで問題ないだろう。